新卒採用代行・アウトソーシング(RPO)の傾向と選び方

公開日: 2023/11/08 最終更新日: 2023/11/29

アウトソーシング

 

企業にとって新卒者の採用業務は重要な業務です。若い人材を獲得するため長期的なスケジュールで採用業務を行わなければなりません。そのため担当者やほかの業務を圧迫してしまうこともあるでしょう。そういった場合、新卒採用業務の代行を外部に依頼することで効率的に業務が進むほか、質の高い人材の獲得につながる可能性があるでしょう。

新卒採用代行・アウトソーシング(RPO)とは?

RPOは「Recruitment Process Outsourcing」の頭文字をとったものであり、採用代行サービスのことを指します。採用業務の代行とはどのようなことを依頼できるのでしょうか。

採用代行でできること

人材の採用業務にはさまざまな業務があります。求人募集の依頼、応募書類の管理、面接日時の設定や連絡、面接、内定者への連絡など細々した業務があります。また採用業務は一年中常に行うような業務ではないため、業務量に波があります。そのため担当者の業務量が一時的に増えてしまうという場合もあるでしょう。

採用業務の代行を依頼することで担当者の負担を減らし、採用業務をスムーズに進められます。求人広告の作成や面接日の設定、会社説明会などの採用業務の一部の代行、人事部の変わりのようにすべて採用関係は採用代行への依頼など、業務量や予算に応じて代行を依頼できます。

新卒採用での活用法

新卒採用業務は中途採用と比べると長期的に業務が発生します。また一時的に業務が増大する時期もあるため、担当者の負担が増えてしまうが新しい人材を雇うほどではないという場合には、代行を活用することで担当者の負担を減らしつつ業務を進められるでしょう

近年、新卒採用では売り手市場となっているため、せっかく新卒採用業務がおわったと思っても内定辞退されてしまい、また採用業務を行わなければいけないケースもあります。長期化する新卒採用業務に対応できるよう、代行をうまく使ってみてはいかがでしょうか。

新卒採用代行・アウトソーシングのメリット・デメリット

代行を依頼することでメリット、デメリットが生じます。代行サービスを依頼する前にチェックしておきましょう。

メリット:プロの目線から採用活動が行える

採用業務がうまくいかない、採用しても人材がすぐやめてしまうというような企業もあるでしょう。小さな企業の場合採用担当がほかの業務も兼任していることもあります。

採用業務の代行を依頼すると、採用業務のプロフェッショナルの知識やスキルを用いた採用活動を行ってくれるため、自社で採用活動を行う場合より質の高い人材が獲得できる可能性があります

メリット:コストを抑えられる

採用活動は一年中平均して業務があるわけではないため、一時期に集中しやすくなかなか人員を増やしにくいという背景があります。そのため人員を増やすのではなく、代行を依頼することで採用業務のコストを抑えられるというメリットがあります

メリット:コア業務に集中できる

採用業務にはさまざまな業務がありますが、人事的な知識やスキルが必要ないノンコア業務も多くあります。そういったノンコア業務を代行依頼することで応募書類のチェックや面接、内定者の決定といったコア業務に集中できるでしょう。

デメリット:自社で採用関係のノウハウが育たない

代行に業務を任せてしまうと採用関係のノウハウがないままになってしまう可能性があります。そのためコア業務は自社で行う、代行業務でどういったやり方でどんな成果が得られたか自社で振り返るなどして、自社でも採用業務のノウハウを蓄積できます

デメリット:新卒者とのコミュニケーションが希薄になる可能性がある

採用業務を代行すればコア業務に集中できる、ほかの業務に集中できるといったメリットがありますが、その反面学生とコミュニケーションを取る機会が少なくなるというデメリットがあります。学生側からすると、内定前にコミュニケーションを取っていた人たちが社内にいないと会社や社員のイメージが違うと戸惑ってしまうかもしれません

説明会や面接、内定者への連絡など学生とコミュニケーションを取れる場面では自社の社員が業務を行うか、同行することでコミュニケーションを取るようにするとよいでしょう。

失敗しない新卒採用代行・アウトソーシングの選び方

代行業者にサービスを依頼する場合、自社の要望に合ったサービスを選ぶことが大切です。採用業務の知識が深く、プロの目線から採用活動を代行、サポートしてくれるタイプ、工数がかかる業務の代行をメインにしているタイプ、総合的に代行しているタイプなどがあります。

また料金体系も月額制や成果報酬制、従量課金制などさまざまな料金体系があるため、自社の課題を解決でき、予算にも合いそうなサービスを活用することが大切です

まとめ

新卒者の採用は長期的なスケジュールを組む必要があります。また業務量も一年を通して一定ではないので、担当者の負担がかかりやすくなっています。一時期に増える業務のために人員を増やす余裕がない場合は、採用業務を代行業者に依頼してみてはいかがでしょうか。新卒採用はたくさんの学生から募集があるので、ノンコア業務も増えがちです。自社の課題を解決してくれるようなサービスはどのサービスであるのかを確認のうえ、代行を活用してみてはいかがでしょうか。

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